山田家 <純生うどん / かけだし(ティーバッグ)入り>
私がここ数年一番お土産に使っていた(過去形)うどんである。
茹で時間15分。釜上げにするなら13分といったところか。
固すぎず、しかしコシがあって県外へのお土産向きだと思う。
かけだしはティーバッグ型で煮出さねばならないので少し面倒
ではあるが、だしがしっかり効いている。もう少し茹で方の説明
が分かりやすいほうがいいと思う。
ちなみに駅の売店で「ざるうどん」というのを見つけて買ったが、
液状のめんつゆにコクがなく、これはお勧めできない。
山田家 < 冷凍うどん / かけだし(液状)入り>
冷凍うどんの魅力は茹で時間1分という手軽さ。それでいて
しっかりしたうどんを味わえるというのは画期的である。
賞味期間が長いというのも、気が向いたときに食べれていい。
冷凍のえびの天ぷらと おあげの入ったセットや、「うどんすき」
のセットもある。試食したのは「天ぷら・おあげセット」。
天ぷらのえびはでっかい。電子レンジでの解凍時間が長いと
えびが縮むので注意。(でも短いと冷凍のままだ) おあげは
わたしには少し甘味が足りないかな。だしは薄め方で調節
すれば、自分の味に近づくと思う。
冷凍うどんをお土産にする欠点は、相手の家の冷凍庫具合
を考えねばならぬこと。これはなかなか難しいです。
山越 <生うどん / めんつゆ(液状)入り>
友達が来たら必ず食べに行くお店で売っていた土産用うどん。
たしか茹で時間15分と書いてあったと思うが、私には柔らか
すぎるので、ざるうどんで13分が妥当だと思う。
お店でするどいうどんを食べさせてくれるだけに、お土産用にも
期待してしまうが、なぜか包装紙の名前が山越ではないのだ。
詳しい話はまだ聞いていないので後日。
めんつゆは使いやすいが、できればセロハンテープで固定する
のは止めてもらいたい。(剥がそうとして破っちゃったの(涙))
讃岐うどん坊 <細打ち生うどん / だしなし>
スーパーマーケットで「早ゆで5分」という文字に誘われた。
普通の生うどんの10分〜15分という茹で時間はお土産として
は大きな欠点だと思うので期待できる。
麺はかなり細い。説明のとおり5分間茹でて水にさらしてみる
と、茹ですぎの感じだったので3分にしてみた。これでちょうど
ざるうどんに適したコシになった。
しかし問題はコシの持続時間が短いこと。茹で上げてすぐに
食べたのだが、一食を食べ終わる頃(5分もたってないと思う)
にはすでにコシがなくなっていた。早食いの人専用?
ぶっかけ大圓 <生うどん / めんつゆ(液状)入り>
県外の方にはあまり馴染みのない「ぶっかけうどん」のお店。
茹で時間10分〜13分とある。幾分細めの麺なので10分間
茹でたら、茹ってはいるがコシが強すぎた。固い。
13分で茹でてみる。水に取る前はふにゃふにゃだったのに
きっちり冷えてくるにしたがって、つやが出て角が立ってきた。
表面はぬめりつつも、しっかりとコシのある麺だ。
でも、一般的な県外へのお土産にはちょっと向かないか?
めんつゆは普通。釜上げなら10分でいけそうだ。
カトキチ <冷凍うどん / めんつゆなし>
香川県の家庭の三軒に一軒は、冷凍庫にこのうどんが入って
いるのではないだろうか?(統計はとってないけど)
スーパーに行っても、冷凍食品コーナーに どどーん と場所を
取っている。茹で時間1分で本格的なさぬきうどんを食べれるのは
画期的。鍋焼きうどん用の小鍋にも入るので、ちょっとした夜食にも
便利だ。茹で方に特に技はいらない。卵と醤油をかけても食べれる。
セシールだったかの通販でも扱っていたのでお土産用に使える。
ただ欠点は、やはり冷凍庫を占拠してしまうこと。
それと風情がないというのも…まぁ、しかたがないかなぁ。
川福 < 半生うどん / めんつゆ(液状)入り>
香川でも有名で、全国のデパートにも進出しているさぬきうどんと
言えば「かな泉」と「川福」。どこででも買えそうなので手をつけて
いなかったが、そんなことを言っていては片手落ち。
箱の裏の茹で方説明は、図入りで親切。茹で時間14〜16分という
ことなので、まずは12分で釜上げを試してみる。ほどよいコシ。
固すぎず、柔らかすぎず、まぁ悪く言えば特徴がない。
14分でざるうどんにしてみる。冷やすほどにツヤが出てきて、
のどを踊るように通過する。これならお勧めだ。
めんつゆは、釜上げには合うが、ざるにするとちょっとキツイ感じ。
市販のめんつゆを使ったほうがいいかもしれない。
川福 < 生うどん / めんつゆ(液状)入り>
川福には「さぬき娘(半生うどん)」と「高松小町(生うどん)」がある。
生うどんの方が味的にはお店に近い。茹で時間も短くて済む。
しかし、日持ちしないのだ。生うどんだと夏8日、冬14日。
冬のお土産に使うのが妥当でしょう。
ある日、「川福の生うどんは冷凍すればいい」と聞いた。
そこで、1ヶ月くらい冷凍してみた。
茹で時間は12〜14分と表記されているが、
釜上げだと8分。ざるは10分くらいか。
コシが強く、ほどよいなめらかさで食べやすい。
冷凍庫の中でも嵩張らないのと、全国にお店があるので
お店を見つけたら買ってみてもいいだろう。
源芳 < 半生うどん / めんつゆ(液状)入り>
高松の街中にある 釜上げうどん専門店の土産用うどん。
茹で時間は16〜18分と表記されているが、私ならざるで14分だ。
麺に塩分が多いので、釜上げのときも別に熱湯を用意して
麺を移しかえるようにするとよい。
ざるうどんとしては特徴はないが、さすがに釜上げだと
麺の塩味のせいか、しっかりしている印象がある。
残念なのは、めんつゆが塩辛いこと。他のめんつゆを使ってね。
めりけんや < 半生うどん / かけ用めんつゆ(液状)入り>
香川だけでなく、岡山の新幹線ホームのキオスクなどでも
見かける土産用うどん。
細身なので茹で時間は短く、釜上げで8分、ざるで12分と表記。
私は喉で弾むような食感が好きなので、ざるうどんは9分。
ひさびさに「んめ〜」と思えるうどんです。
めんつゆも私好みで、塩辛くない醤油とだしの香りの物。
残念ながら ざるうどんや釜上げには使えませんが。
賞味期間も2ヶ月と長いので、自宅の備蓄用にもいい。
ちなみに、直営店で食べることもできるが、お勧めできない。
強いて言えば、土産用うどんを1割引(消費税なし)で売っているのが
いいところかもしれない。
↑これは宇多津店の話だったのだが、最近は高松店に行ってます。
こちらはお店で食べても美味しいし、とっても気軽。
「日常のさぬきうどん」を味わうのにいいんじゃないかな。
めりけんや < 半生うどん / つけ用めんつゆ(液状)入り>
夏期限定、冷やし用うどん。
めりけんやの普通のうどんよりも、もっと細身の麺。
茹で時間は7〜8分と書いてある。
火が通りすぎやすいので6分を目安にしてもいい。
麺が細いということで、めんつゆに絡みやすいので注意。
ひやむぎに近いものがあります。
夏場、食欲がないときにいいかも。
しかし、コシとか旨味という点では いまひとつである。
めりけんや < 半生うどん / つけ用めんつゆ(液状)入り>
冬季限定、釜上げ用うどん。
こちらは打って変わって太い麺である。
別にこれ自体が不味いとは思わないんだけど、
「めりけんやは普通の麺が一番おいしい」
ということを再確認できるうどんでありますよ。(笑)
藤麺 < 半生うどん / めんつゆ(液状)入り>
これも、香川でよく見かける土産用うどん。
10分程度茹でる…とあるので、まずは10分で釜上げとざるに
してみる。ざるはちょっと固い感じ。釜上げには特徴なし。
次に12分茹でる。ざるうどんとしては、かなりコシが強く、
しかし ぬめり感があまりないので、やはり固いイメージが
残る。手に入れやすい銘柄だけに残念。
めんつゆは塩辛くなく、薬品臭もしないので合格。
しかし、致命的なことがひとつ。
うどんを食べてるときに、フッと小麦粉の臭いがするのだ。
「本品は良質の小麦粉を使用し…」と強調しているのだが
さすがにこれはいただけない。
藤麺 < 生うどん / めんつゆ(液状)入り>
藤麺の続報。
今回は生うどんだ。(どのメーカーも数種類の商品を出している)
しかし、賞味期間が50日くらいあるのはなぜだろう?(笑)
少し細身の麺で、やはりコシがかなり強い。
釜上げで7分、ざるで9分。
コシが強すぎるのが苦手な人は1〜2分追加してください。
前回の半生うどんに比べて小麦粉臭も感じなかった。
手頃にコシの強い麺を食べるにはいいかもしれない。
おか泉 < 半生うどん / めんつゆ(液状)入り>
宇多津町にある「冷天おろし(揚げ立て天ぷらと大根おろし)」で
有名なお店の土産用うどん。
茹で時間は釜上げ12分、ざる14〜16分ということなので、
14分茹でてざるうどんとして食べてみる。
コシとは違う、独特の もちもち感がある。何かが違う感じ。
釜上げで食べると、もちもち感が少し和らぐ。
めんつゆは珍しくストレートタイプ。まずくはないのだが、
なにか安心できない味。
絶対的にお店で食べることをお勧めします。
石丸 < 半生うどん / めんつゆ(液状)入り>
香川で有名な土産用うどん。
釜上げ8分、ざる15分とあるので、そのとおり茹でてみる。
倍近い時間茹でて大丈夫か?と思ったが、
釜上げは優しく、ざるは きりっと茹であがった。
固すぎず、しかし喉で弾むようなコシのある
なつかしい雰囲気を感じるうどんだ。
めんつゆはかつおとこんぶを使った普通のもの。
賞味期間が3ヶ月というのも気楽に送れそうだ。
さぬきうどんは初めて…という方へのお土産にいい。
麺久 < 半生うどん / めんつゆ(液状)入り>
私がよく行く大型酒販店 ヒサモトが出している土産用うどん。
茹で時間は10分。
ざるうどんだと、細身でコシがあっていいが、
釜上げにすると細身の麺にめんつゆがからまり、
麺がつゆに負けてしまうようだ。
「包丁切り」を売り物にしているせいか、均一な細い麺の中に
ときどき びろ〜んと太い麺が混ざっているのも頂けない。
異業種への進出は難しいわけやねぇ。
灸まん < 半生うどん / かけ用めんつゆ(液状)入り>
琴平にあるお饅頭屋さんのうどん。
茹で方に特徴があって、茹で時間12分の後1〜2分蒸らす。
コシよりも、もちもち感を楽しもうということかもしれない。
釜上げにするなら8分。粉の匂いが消えて、しかし柔らかく
なりすぎないギリギリの線だろう。
ざるにする場合も、10分くらいでいいと思うんだけど…。
もちもち好きな人には堪えられない麺かもしれないな。
かな泉 < 生うどん / かけ用だし(粉末)入り>
全国各地にお店を出してるので、ご存知の方も多いでしょう。
「生うどん」と表記されてますが、半生のような気がする。
茹で時間は15分と表示されているが、釜上げで15分、
ざるだと17分くらい欲しいところ。
有名店であるにもかかわらず、なんとも不思議な平たい麺で、
コシがあるというよりも、固い感じ。
茹で時間が長いのも辛いところだが、賞味期限が2週間程度と
いうのも厳しいものがある。
さぬきうどんを全国に知らしめたパイオニアとして評価しよう。
寒川食品 < 生うどん / めんつゆ(液状)入り>
高松空港2Fの うどんコーナーで見つけた。
13分〜15分茹でて3分蒸らすと書いてある。
そんなに時間をかけるのか?と恐る恐る試してみたら、
ほんとに15分+3分が必要であった。
釜揚げにすると、ちょっと懐かしい幸せ系の喉越し、
ざるにするとコシの強い消化不良系の麺であります。
たまに釜揚げで食べてみたい味。
上原製麺所 < 生うどん / めんつゆ(液状)入り>
これも空港にあったうどん。
茹で時間は13分と表記してあるが、釜揚げなら11分でも十分。
ざるは13分で、のどをプルプルと通っていく感じ。
ひさびさに美味しい ざるうどんを食べた感じだ。
賞味期間は1ヶ月くらい。
あとは買いやすければ合格だな。